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中高一貫校で中だるみが起きる理由
中高一貫校において、「中だるみ」は多くの生徒が直面する課題です。
高校受験という明確な目標がないことに加え、周囲のクラスメイトや環境が大きく変わらないため、勉強のモチベーションを高く保ち続けることは簡単ではありません。
これは中高一貫校という構造上、どうしても発生しやすい現象であり、単なる「やる気の問題」として片付けられるものではありません。
一般的には中学2年〜高校1年前半にかけて、
勉強に身が入らない
テスト前しか頑張れない
周囲に流され、危機感なく過ごしてしまう
といった状態が見られるようになります。
実際、高校進学時に学力が上位層と下位層に大きく二極化するケースは珍しくなく、
この中だるみ期間をどう過ごすかが、その後の学力に大きく影響します。
中だるみは放置すると、高校段階で大きな学力差につながります。
そのため、早い段階で適切な対策を取ることが重要です。
また、この中だるみは一括りにできるものではなく、生徒のタイプによって原因も対策も異なります。
本記事では、タイプ別に原因と具体的な対策を解説します。
タイプ別|中だるみ対策
タイプ①:テスト前や提出期限前は頑張れるタイプ
おすすめの対策
英検・数検・漢検などの検定試験の受験
定期テストでの目標設定と、報酬の設定
ポイント:「短期間(2ヶ月程度)に結果が出る目標」を設定する
中高一貫校では、最終的なゴールが大学受験と、かなり先になりがちです。
そのため、追い込まれると力を発揮できるタイプの生徒には、短期的な目標を設定することが有効です。
定期テストで具体的な目標を設定し、それが達成できたら○○する等といった報酬とセットで設計するのも良いでしょう。
また、英検・数検・漢検といった検定の活用も有効です。これらは、大学入試でそのまま加算されたり、試験を免除されたりするといった大学も増えており、将来的なメリットも大きい目標となります。
タイプ②:周りに影響されやすいタイプ
おすすめの対策
SNSでの勉強アカウントのフォロー
塾・自習室といった学習意欲の高いコミュニティへの参加
ポイント:周りから良い影響を受けるようにする
人は、まわりにいる5人の平均になる、という言葉もあるように、環境に強く影響されます。
中高一貫校では、周囲の人間関係も大きく変わらず、かつ周囲も同様に中だるみを起こしていることが多いです。
そのため、
同じ志望校やレベル・学習意欲の高い生徒が集まる塾や自習室への参加
SNSで勉強について発信している人をフォローする
など、意図的に自分と同じレベルかそれ以上のレベルの人と関わる機会を作ることが有効です。
タイプ③:そこそこでこなし続けているタイプ
おすすめの対策
数学オリンピックなどの科学系オリンピックへの参加
競技プログラミングへの参加
短期・中期留学
ポイント: 一見難しそうな大きな挑戦をする
このタイプは、もともとの能力が高く、学校の学習を大きな負担なくこなせているケースに多く見られます。
その結果、大きな努力をしないまま現状維持にとどまりやすく、成長が停滞することも少なくありません。
このタイプは、同じような環境が続く中高一貫校でありがちな“刺激不足”が原因であることが多いため、外の世界から強めの刺激を入れてあげることが有効です。例えば、
数学オリンピック
プログラミングコンテスト
短期・中期留学
など、これまでの前提や常識が変わるような大きな挑戦をおこなうことで、停滞していたモチベーションが動き出すケースもあります。
学力的に挑戦が難しい場合でも、例えば大学のオープンキャンパスに参加してみるなど、刺激を受け取れる機会はたくさんあります。外の世界に触れさせてあげることが重要です。
タイプ④:やる気はあるのに続かないタイプ
おすすめの対策
勉強系アプリの活用(okke、Duolingoなど)
ポイント:勉強するための仕組みを取り入れ、習慣化する
中高一貫校では、構造的にモチベーションが維持しにくいため、「やる気に頼らない仕組み」そのものを作ることが重要です。
その一つとして、学習アプリの活用があります。
okke
YouTubeやSNSをダラダラ見てしまうことが習慣になっている人へ、誘惑なく勉強動画を見ることができるアプリです。学習意欲の高いユーザーが集まっているため、コミュニティとしての効果も期待できます。
Duolingo
習慣化といえばDuolongo。ゲーム感覚で勉強できるうえ、イメージキャラクターである鳥が厳しく監視してくれるため、アプリでの学習が否応なしに習慣化されます。
中高一貫校の中だるみ対策として塾でできること
これまで見てきたように、中高一貫校の中だるみは、単なる「やる気の問題」としてではなく、そういうものだと捉え直し、環境や学習設計によって解消していくことが重要です。
塾には勉強に対する一定の強制力があるため、中だるみ対策として有効に機能します。
しかし、モチベーションが低い状態のまま通塾していても、ただ漫然と通い続けるだけで成果につながらないケースも少なくありません。
そのため、塾の中でどのような学習設計を行うかが重要になってきます。
具体的には、これまで述べてきたように、短期的な目標を設定しながら勉強を仕組み化するといった設計が求められます。
これらを仕組みとして実現できるのが、テスト演習ツールDr.okkeです。
Dr.okkeでは、先生が配信したテストを、生徒がいつでもどこでもスマートフォンで解けるツールです。
回答は自動で採点⇒成績データとして可視化されるため、先生はもちろん、生徒も「どこまでできていて、何が足りないのか」を把握できます。だから、大学受験という遠い目標ではなく、「いつまでにこの分野の到達度を100%にしよう」といった短期的な目標を設定しやすくなります。

さらに、
スマートフォンで取り組める手軽さ
アウトプット学習による、マンネリ化・受動的な姿勢の防止
徹底的に詳しい仮説による「自分で解決できた」という達成感
といった設計により、「やらされる勉強」から「自ら進んで取り組む勉強」へと変えていくことができます。
また、Dr.okkeは中学〜高校範囲(国公立二次レベルまで)に対応しているため、中高一貫校のカリキュラムにもそのまま活用できます。
中学段階から大学受験まで一貫した学習環境を構築できるため、長期的な到達度の把握が可能になることに加え、塾の継続率向上といった効果も期待できます。
Dr.okkeでは無料でお試しいただけますので、ぜひ実際に生徒と一緒に活用し、効果を体感してみてください。
まとめ
中高一貫校の中だるみの原因には、起こりやすい構造自体があります。
そのため、重要なのはやる気に依存するのではなく、生徒のタイプに応じて適切な仕組み化を行うことです。
特に、「短期目標」「周囲の環境」「刺激」「仕組みと習慣化」の4つの軸を意識して学習を設計することで、多くの中だるみは解消可能です。
中だるみの有無は、その後の学習に対するモチベーションや、学力差そのものに直結します。だからこそ、早い段階で適切な対策を行い、学習の流れを整えることが重要です。
執筆者

株式会社okkeマーケティング担当。京都大学総合人間学部/人間・環境学研究科卒。
大手家電メーカーにて新規商材・ECサイト運営を担当後、若い世代の学びと成長に長期的に関われる点に惹かれokkeに入社。
好きな動物は猫とニホンザル。
