共通テスト「情報Ⅰ」、学習者数・演習量の推移をDr.okke利用データで公開

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2025年度入試から大学入学共通テストの必修科目となった情報Ⅰは、新設科目であることから、演習教材や指導ノウハウが十分に蓄積されているとは言えず、学習の進め方や対策時期に悩む教育現場も少なくありません。

Dr.okkeでは2024年9月より大学入学共通テスト「情報Ⅰ」の演習機能を提供していますが、今回、Dr.okkeにおける直近の丸1年間(2025年4月~2026年3月)の全国での利用データから見えてきた、年間での情報Ⅰの学習時期や対策における特徴をご紹介します。

目次

    情報Ⅰの学習者数は、夏休みと秋から年末に増加 

    Dr.okkeで情報Ⅰの科目を学習した生徒数を月ごとに集計したところ、7月から8月にかけて大きく増加し、8月に最も多くなりました。 

    9月には一度減少しましたが、10月から12月にかけては再び高い水準で推移しました。一方、4月から6月、および1月から3月は、夏休みや秋と比較して学習者数が少ない結果となりました。 

     この結果から、Dr.okkeにおける情報Ⅰの学習は、夏休みと秋から年末にかけてという2つのタイミングで増加する傾向があることが分かりました。 

    夏休みについては、まとまった学習時間を確保しやすいことや、共通テスト型の模試が増えてくることから、それまで時間をかけていなかった情報Ⅰに取り組む生徒が増えていると考えられます。また、10月以降の増加については、大学入学共通テストが近づく中、直前期に情報Ⅰの対策に取り組む生徒が増えているためだと推測されます。 

    生徒一人あたりの演習問題数は7月が最多

    次に、生徒一人あたりの情報Ⅰの平均演習問題数を、同様に月ごとに集計したところ、基本的には生徒数と同様の増減傾向(夏休みから秋にかけて情報Ⅰの学習が活発になる)が見られたものの、いくつか興味深い違いがありました。

    まず、生徒一人あたりの平均演習問題数が最も多くなったのは7月でした。その後、8月から11月にかけても比較的高水準で推移したものの、同時期における生徒数の推移と比べるとやや低い水準にとどまりました。

    また、一人あたりの平均演習問題数は5月にも比較的多く、ピークも7月に来てすぐ下がるなど、学習者数の推移(8月がピーク)と比較して、より早い時期にピークを迎える傾向が見られました。

     この結果から、夏休みは、情報Ⅰを学習する生徒が増えるだけでなく、一人ひとりがまとまった量の問題演習に取り組むことができる時期でもあることがうかがえます。

    さらに、共通テストが近づくにつれ、急いで情報Ⅰに取り組む生徒が増える一方、直前期には他の科目の対策も並行して取り組む必要が出てくることから、まとまった演習量を確保できるのは、学習者数がピークを迎える8月からよりもやや早いであることが示唆されました。

    夏休みは後回しになりがちな情報Ⅰのまとまった演習ができるチャンス

    情報Ⅰは、比較的短期間で得点源にできるとはいえ、情報社会、情報デザイン、データの活用、プログラミング、ネットワーク、情報セキュリティなど、幅広い分野を扱います。

    今回の調査では、夏休みに情報Ⅰを学習する生徒が増え、一人あたりの演習問題数も多くなる傾向が見られました。また、学習者数のピークよりもさらに早い時期の方が、一人ひとりがまとまった演習量を確保しやすいことも示唆されました。 

    情報Ⅰは学習の開始時期が遅くなりやすく、今回の調査のように受験が近づいてから対策を始めるケースも多いと考えられますが、これらの結果を踏まえると、受験直前に慌てて対策するのではなく、まとまった時間を確保しやすい夏休みから情報Ⅰの学習機会を設け、秋以降の貴重な直前期を、他の主要科目の共通テスト対策に充てることが重要だと考えられます。

    Dr.okkeでは情報Ⅰの演習環境を提供

    Dr.okkeでは、中学高校の主要5教科に加えて、大学入学共通テスト「情報Ⅰ」に対応した問題演習機能を提供しています。

    情報Ⅰは配点が低いことも多く、効率的に学習することが求められますが、Dr.okkeの情報Ⅰでは100問弱の問題で、知識を効率的かつ網羅的に身につけられるよう工夫し、問題や解説を手作りで作り込んでいます。 

    夏休み中の基礎固めから、秋以降の受験対策まで、塾の指導計画に合わせて情報Ⅰの問題演習を取り入れることができます。

    調査概要

    • 調査対象:Dr.okkeで情報Ⅰを学習した生徒

    • 調査期間:2025年4月~2026年3月

    • 調査内容:月ごとの情報Ⅰを学習した生徒数、生徒一人あたりの平均演習問題数 

    • 調査主体:株式会社okke

    ※「情報Ⅰを学習した生徒数」は、各月に情報Ⅰの問題を1問以上解いた生徒を集計しています。同一の生徒が同じ月に複数回学習した場合も、1人として集計しています。

    ※生徒一人あたりの平均演習問題数は、各月の情報Ⅰの総解答問題数を、その月に情報Ⅰを学習した生徒数で除して算出しています。

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    執筆者

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    ライター(野口)

    野口 真生

    野口 真生

    株式会社okkeマーケティング担当。京都大学総合人間学部/人間・環境学研究科卒。

    大手家電メーカーにて新規商材・ECサイト運営を担当後、若い世代の学びと成長に長期的に関われる点に惹かれokkeに入社。

    好きな動物は猫とニホンザル。